「商品を良くしなくては、店も商店街も良くならない」
|
|
商店街にある全ての店がそこにしかないものを持ち、独自にお客を集められるようになることが商店街自体の大きな魅力となります。
常に大型店の出店問題などの危機感がある中で「自力でお客を集められる店」がまとまって「自分たちの本拠地を守る」ことが、商店街の理想の姿なのであるという観点と、商店街ブランドとして共同してアピールすることで、より信頼性と付加価値を高めることが出来るため、今回の事業を検討・構築いたしました。 |
|
|
事業内容 |
学識経験者や専門コンサルタントによる指導「商品開発は、売れないと意味がない!だから、まず、売るこ
とから考える!」ことが不可欠であるため、市場が求めるニーズに精通している専門家を統括担当とし、各分野(商品企画・デザイン・商品開発・販売促進)の専門家を効果的に配置することによる指導講習を行いました。
この専門家集団からは、まず、商店街ブランド開発商品の定義や意義、仕組みの基礎部分から商品開発を行うまでの指導講習していただきました。
なお、この際に、地元の大学(金城短大・金城大学)のゼミにも参加を要請し、独自の視点からの商品開発アイデアや手法を商品企画の段階で取り入れました。
また、既に商店街ブランド開発を実施している先進地(東京都の戸越銀座銀六商店街と笹塚商店街)に赴き、視察と意見交換を行い問題点などを把握し、今回の事業に活用しております。 |
|
|
既存開発商品の掘り起こし |
安田町商店街ブランド開発委員会(仮称)を組織し、既存商品やサービスの掘り起こし・洗い出しを専門家の意見を取り入れ再度、実施しました。 |
|
|
新商品の企画策定 |
専門家の助言を参考に各組合員とゼミ学生が新商品の企画を行いました。
企画された新商品プランを「正直な価値のある信頼できる商品やサービス」を生み出す為に、安田町商店街ブランド開発委員会で専門家集団とともに検討し、プランを改善して試作を実施しました。 |
|
|
開発商品の改良 |
実際に試作された商品の評価を安田町商店街ブランド開発委員会と専門家集団で実施し、一定のレベルに達した商品を、各組合員店舗の顧客(地域住民)や専用HPを介してのモニタリング調査を行います。(2006年2月実施予定)この結果を集計し、要点を集約して商品の改良を行います。 |
|
|
開発商品の認定 |
改良された商品にはパッケージデザインを施し、安田町商店街ブランド開発委員会が商品やサービスを認定し、安田町ブランド開発商品としてのオリジナルロゴマークの使用を許可します。 |
|
|
認定商品の告知と販促 |
認定商品を紹介する「逸品フェア」のハンドチラシを制作し、店頭配布します。
また、共同して告知する観点から各個店の店頭にオリジナルロゴマーク入りの幕を設置し、ブランドイメージの告知を行います。
さらに、ハンドチラシに入りきらない開発当初から製品となりまでの過程や各個店の取組みを詳しくHP上で告知します。 |
|
|
認定商品の改良 |
認定商品には、アンケートはがきを同梱し、さらなる改善点や新たなニーズを聴取し、集計し、改良につなげております。 |
|
|
<事 業 経 過> |
|
事業実施のタイムスケジュール |
2005年9月 |
|
現状の分析・開発に向けての講習会(総論) |
10月 |
|
先進地を視察・商店街ブランド認定委員会発足・開発に向けての講習会(店別) |
11月 |
|
開発に向けての講習会(商品別)・商品開発を開始 |
12月 |
|
順次、開発された商品の査定を実施・パッケージデザインの検討 |
2006年1月 |
|
認定商品の実験販売・商品改良意見発掘イベント準備 |
2月 |
|
商品改良意見発掘イベントとネットによるモニター調査・指摘された問題点を克服(商品改良)・試験販売の開始 |
3月 |
|
販売データの分析・問題点の調査を実施し、4月以降の継続プランの策定 |
|
|
|
|
|